Ｐａｓｔｒｙ

　朝食にはパンと決めています。中でも私はペーストリーをいただきます。
小学生のとき初めて食べた、ＤＯＮＱ のコーヒーロール。
コーヒーの味わいがなんとも大人になった気分にさせられたものです。
昔より少しさっぱりしてしまったけれど、今でもお気に入りのペーストリーです。
もちろんたっぷりのカフェ・オレとともに十分楽しみます。

　大人になって衝撃を受けたのは、ＤＡＬＬＯＹＡＵ のオー。
ラム酒のきいたレーズンがたっぷり入っていてとってもしっとり。これぞ大人の味と思いました。
とても甘いので、アールグレイのストレートティーとともにいただいています。

　そして、Ｍａｓｉｏｎ　Ｋａｙｓｅｒ のレモンパイとキャラメルパイ。
サクサクパイの中に、甘みのしっかりしたレモンカードとキャラメル。
これは３時のおやつのほうが満足するかもと思いつつ、いつも朝食で食べきってしまいます。
ミルクたっぷりのアッサムなどと合わせて、コクのインパクトを同じにしてみたりします。

　Ｐａｒｋ　Ｈｙａｔｔ　Ｔｏｋｙｏ の Ｐａｓｔｒｙ　Ｂｏｕｔｉｑｕｅ は、季節の旬なフルーツなどをとてもうまく
取り入れた、すばらしい味と見事なシェイプ。
センスよく、格好良いホテルのコンセプトそのままのスタイリングに、いつも夢中です。

　今、最もお気に入りなのが、Ｊｏｅｌ　Ｒｏｂｕｃｈｏｎ のパンオレザン。
リッチなバターをたっぷり使った、香りたつペーストリーの女王。
ＬＡ　ＢＯＵＴＩＱＵＥ　ＴＡＩＬＬＥＶＥＮＴ　ＲＯＢＵＣＨＯＮ 時代もとても美味しかったのですが、
しっかりとその味を引き継いでいるのでしょう。
どこのベーカリーでも見かけるパンオレザンですが、なかなかここまで贅沢に材料を使っている
ところは少ないかな、と思います。
ふだんは上質な紅茶と合わせていますが、できることなら一度、Ｂｏｕｒｇｏｇｎｅ の赤ワインとともに
そのマリアージュをゆっくり味わってみたい、と無理なことを考えてみたり。。。
朝なので、ほとんど不可能ですけれども。